スタンダード・プードルStandard Poodle

スタンダード・プードル
犬種 スタンダード・プードル
英語表記 Standard Poodle
サイズ 大型犬
体高 オス:45~60cm / メス:45~60cm
体重 オス:23~25kg / メス:23~25kg
平均寿命 13歳前後

スタンダード・プードルの特徴

ふわふわの巻き毛に垂れ耳で、しっかりとした骨格としなやかな筋肉を持ちます。毛色はブラック、ホワイト、ブラウン、グレー、フォーンの単色です。オリジナルサイズのプードルであり、大型犬に該当します。

スタンダード・プードルの性格

忠誠心、学習能力、訓練性能の高さがよく知られており、明るく温厚で、活動的です。プードルの中でもとりわけ賢く、身体能力も高いことから、使役犬として多くの場で働く犬種でもあります。協調性は高いですが、ありあまる体力を発散する機会を与えられないままだと、室内やゲージの中を散らかしたり物を壊したりといったいたずらを行うこともあります。

スタンダード・プードルの飼い方

毛質が柔らかく毛玉になりやすいため、毎日のブラッシングと定期的なトリミングが必須です。動くことが好きでスタミナもあり、好奇心も旺盛なので、十分な運動量を確保することが大切です。毎日朝夕1時間程度の散歩に加え、定期的にドッグランに連れて思いっきり走らせてあげると良いでしょう。

スタンダード・プードルの歴史・起源・生態

世界には700~800ほどの犬種があり、これらは国際畜犬連盟(FCI)により10のグループに分類されます。スタンダード・プードルはグループ9(愛玩犬)に分類され、家庭犬として愛玩を目的に飼育されている犬種です。原産国はフランスです。フランス語の「caniche(プードル)」は、牝のアヒルを意味するフランス語の「cane」に由来しており、水辺で鳥猟していた犬が祖先だと言われています。狩猟の機会が減った現代では、救助犬や介助犬として大いに活躍しています。

スタンダード・プードルの気を付けたい病気

アジソン病、脂腺炎、外耳炎

スタンダード・プードルの一口メモ

スタンダード・プードルの子犬の相場価格は2022年現在30万円~です。成長スピードに個体差があることが多く、大体は6ヶ月齢までで一気に大きくなり、それから1歳齢までゆるやかに成長し、成犬としての大きさに到達していきます。

獣医師監修

本記事は、信頼性・正確性向上のために、獣医師資格保有者が監修しています。監修者の詳しいプロフィールは下記をご参照ください。

この記事の執筆者 / 監修者

獣医師もも
獣医師もも
北海道大学を次席で卒業し、獣医師資格取得。日本獣医師会会長表彰受賞。
幼少期から鳥やウサギ、犬などに囲まれて暮らし、獣医師を志しました。
大学卒業後は関東の動物病院で勤務した後、IT企業でWebディレクターとして働いています。
動物に関する正しい情報を発信したいという想いから、自身のブログ「獣医師ももブログ」 を立ち上げ、日々ブログを更新しています。

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