アラスカン・マラミュートAlaskan Malamute

犬種 アラスカン・マラミュート
英語表記 Alaskan Malamute
サイズ 大型犬
体高 オス:63.5cm / メス:58.5cm
体重 オス:38kg / メス:34kg
平均寿命 10~12年
犬種の特徴 全身の筋肉は十分に発達しており、深く厚い胸、立ち耳とゆるく巻いた尻尾が特徴の犬種です。北極のそり犬としては最古の犬種の一つであり、重いものの牽引や荷ぞりの運搬に理想的な体型をしています。寒冷地原産の犬種のため、外気遮断や防水のため被毛は長めの短毛でダブルコートであり分厚い被毛となっています。毛色はライトグレーからブラック、セーブルからレッドが存在し、単色としてはホワイトのみが認められています。もこもことした子犬の姿は特に人気があり、SNS等でも動画や写真が非常に多く投稿されています。
性格 オオカミのような外見に反して、穏やかで友好的、愛情深く、飼い主に対してとても従順で献身的な性格です。遊び好きで好奇心旺盛、社交的かつ協調性もあるため、コンパニオンドッグとしてもとても優れた資質を持っています。ペットと共に運動を楽しみたい人にはぴったりの犬種と言えるでしょう。飼い主の言うことをよく聞こうとするため、しつけは難しくありません。しかしアラスカン・マラミュートは若い犬のころから大人でも力負けしそうになるほどのパワーがあるため、早い時期から「お手」や「待て」などのコマンドで犬の行動をきちんとコントロールできる状態にしておくことが重要です。性格面だけをみれば初心者であっても飼育可能ですが、広い飼育スペースが必要なこと、日々の運動時間をしっかり確保しなければならないこと、丁寧かつ小まめな手入れが必要なこと、金銭面での負担の大きさ等を考慮すると決して飼育が簡単な犬種とは言えません。初めて飼う犬としてアラスカン・マラミュートを選ぶ際には事前に十分な検討を行うようにしましょう。
日常の世話 アラスカン・マラミュートの日々の世話おいて特に重要なのは「被毛の手入れ」と「日々の運動」の2点と言えるでしょう。被毛は長めの短毛でダブルコートであり、抜け毛の量が非常に多くなります。また、下毛は寒冷地での生活に耐えるため皮脂でコーティングされており、手入れを怠ると皮膚トラブルや体臭の原因になります。ブラッシングは1日1回以上、シャンプーは月1~2回を目安に行う必要があります。特に抜け毛の量が増える換毛期にはもう少し頻度を増やしても良いでしょう。ブラッシングやシャンプーのタイミングで皮膚の状態をチェックする癖をつけておくようにしましょう。アラスカンマラミュートは元は使役犬として働いていた犬種です。運動量が不足しているとストレスになり、体調不良につながります。毎日朝晩1時間以上の散歩を行い、定期的にドッグランで思い切り走らせるようにしましょう。運動により足腰を鍛えることは重要ですが関節、とくに股関節に異常を生じやすいため負荷のかけすぎには注意が必要です。暑さに弱いため、暑い時期の散歩は早朝や夜などの涼しい時間帯に行いましょう。散歩だけでなく、普段外飼いであったとしても夏には必ず室内で過ごさせるようにしましょう。人にはすこし肌寒いように感じられても犬は暑く感じるということはよくあります。エアコンなどで室温管理する場合には23~25度を目安に、犬の様子を観察しながら調節しましょう。
歴史起源 世界には700~800ほどの犬種があり、これらは国際畜犬連盟(FCI)により10のグループに分類されます。アラスカン・マラミュートはグループ5(原始的な犬・スピッツ)に分類され、とんがり耳にとんがりマズルを共通して持つことが特徴です。原産国はアメリカ合衆国です。祖先はシベリア原産の犬と考えられており、アラスカ西部の海岸地方に住んでいたアメリカ・エスキモーのマラミュート族がそり引きや狩猟や漁業に使用していた犬です。18世紀に欧米人がアラスカに上陸したことにより発見されました。入植の際の使役犬としての需要や犬ぞりレースの流行なども併せて人気が高まり、他犬種との交雑が進んだ結果、純粋なアラスカン・マラミュートの数が激減しました。1920年代には純粋犬保存運動が起こることとなり再び繁殖・改良が進みました。第二次世界大戦の頃には忍耐力の高さや寒冷地の適性が評価され、軍用犬としても重用されました。犬種として登録されたのは1935年です。長い歴史を人と共に歩んできた犬種としては比較的遅い登録だったと言えるかもしれません。
気を付けたい病気 胃捻転、股関節形成不全、甲状腺機能低下症、白内障、毛包形成不全、亜鉛反応性皮膚炎
一口メモ アラスカン・マラミュートの子犬の相場価格は2022年現在60万~70万円前後となっています。シベリアンハスキーと混合されがちですが、体格が全く異なりアラスカン・マラミュートの方が一回り大きくなっています。一般的ではありませんが、暑さ対策としてトリミングを行う場合もあります。しかし飼い主が自宅で適当にカットを行うのはおすすめ出来ません。やり方によっては脱毛症を起こしてしまう可能性もあるためです。トリミングを希望する場合にはアラスカン・マラミュートのカットについて十分な知識のある店舗・店員に依頼するように心がけましょう。
著者情報 いぬのこと。運営スタッフ

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