ワイアー・フォックス・テリアWirefox Terrier

犬種 ワイアー・フォックス・テリア
英語表記 Wirefox Terrier
サイズ 小型犬
体高 オス:36m~41cm / メス:33cm~38cm
体重 オス:7kg~9kg / メス:7kg~9kg(メスの方がわずかに軽いのが理想)
平均寿命 13歳前後
犬種の特徴 小柄ながらもしっかりとした骨格と筋力を持っています。体高と体長はほぼ等しく、すらりとした足が印象的です。ワイアー・フォックス・テリアの最大の特徴は被毛であり、名前の由来ともなっている硬く針金状の毛が全身を覆っています。毛色はホワイトが優勢で、ブラック、タン、ブラック&タンのマーキングがあるものが認められています。特にイギリスにおいて人気の高い犬種です。
性格 明るく活発で好奇心旺盛、怖いもの知らずな性格です。飼い主や家族に対して愛情深く接してくれます。しかし、テリア種らしい独立心の強さや頑固さを色濃く持ち合わせており、初心者にはしつけの難しい犬種です。根気強く上下関係をしっかりと教え込むことが出来れば、家庭犬としてだけでなく番犬としても優秀な働きをしてくれるようになるでしょう。
日常の世話 ダブルコートですが、毛は短くあまり抜けることもありません。毛が絡まないよう、週に2~3回程度のブラッシングを行いましょう。小柄な体ですがもともとは狩猟犬として活躍しており、非常に活発で体力のある犬種です。1日1~2時間程度の散歩を行い、体を動す時間を十分に与える必要があります。散歩の途中にランニングやボール遊びを取り入れるのも良いでしょう。社会化が十分に済み、他の人や動物を警戒しないようになったらドッグランデビューも検討してみましょう。愛犬が思い切りエネルギー発散できる良い機会となるはずです。
歴史起源 世界には700~800ほどの犬種があり、これらは国際畜犬連盟(FCI)により10のグループに分類されます。ジャック・ラッセル・テリアはグループ3(テリア)に分類され、小型獣用の猟犬として穴の中に住むキツネを狩ることが得意な犬種です。原産国はイギリスです。非常に古い歴史を持つと言われていますが、起源や沿革などの詳細の多くは明らかになっていません。18世紀には、当時貴族たちの間で流行していた狐狩りにて用いられ「フォックス・テリア」と呼ばれていました。元々は狐に似た毛色をしていましたが、狩りの最中に誤って撃たれる危険性があることから改良され、現在のようにホワイトが優勢な毛色がスタンダードになりました。
気を付けたい病気 二重まつ毛、角膜潰瘍、水晶体脱臼、皮膚炎、肩脱臼
一口メモ ワイアー・フォックス・テリアの子犬の相場価格は2022年現在30万円~になります。ワイアー・フォックス・テリアのカットは、シュナウザーのように口ひげと眉毛を残したものが主流です。すらりとした手足とバランスの良い体躯を最大限魅力的に見せるため、顔は縦長、体は横長の長方形に整えるのが好まれるようです。最近ではシュナウザー・スタイルだけでなく、プードルのように耳の毛を厚く残したり、口周りの毛のボリュームを出してふわふわのパフのように仕上げたり、といったスタイルも人気を集め始めています。トリマーさんと相談しながら、愛犬の様々な姿を楽しみましょう。
著者情報 いぬのこと。運営スタッフ

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