ミニチュア・プードルMiniature Poodle

ミニチュア・プードル
犬種 ミニチュア・プードル
英語表記 Miniature Poodle
サイズ 小型犬
体高 オス:28~35cm / メス:28~35cm
体重 オス:6.5~7.5㎏ / メス:6.5~7.5㎏
平均寿命 14歳前後

ミニチュア・プードルの特徴

ふわふわの巻き毛に垂れ耳をしています。スタンダード・プードルミディアム・プードルと比べると華奢な印象を受けますが、プードルらしいしっかりとした骨格としなやかな筋肉を持つ小型犬です。毛色はブラック、ホワイト、ブラウン、グレー、フォーンの単色です。

ミニチュア・プードルの性格

明るく温厚で、活動的です。サーカスや家庭で芸を仕込むために小型化されたプードルであり、小さいですがとても賢いので、初心者にも飼いやすい犬種です。

ミニチュア・プードルの飼い方

毛質が柔らかく毛玉になりやすいため、毎日のブラッシングと定期的なトリミングが必須です。室内の運動で十分な場合がほとんどですが、毎日15~30分程度の散歩を行うと気分転換になります。ときにはドッグランなどで思い切り走らせてあげることで、旺盛な好奇心を満たしエネルギー発散にもなるので、家近辺の施設を探してみると良いでしょう。

ミニチュア・プードルの歴史・起源・生態

世界には700~800ほどの犬種があり、これらは国際畜犬連盟(FCI)により10のグループに分類されます。ミニチュア・プードルはグループ9(愛玩犬)に分類され、家庭犬として愛玩を目的に飼育されている犬種です。原産国はフランスです。フランス語の「caniche(プードル)」は、牝のアヒルを意味するフランス語の「cane」に由来しており、水辺で鳥猟していた犬が祖先だと言われています。現在では、サイズの小ささを生かして災害救助犬などの使役犬として活躍する場合もあるようです。

ミニチュア・プードルの気を付けたい病気

クッシング症候群、骨折、膝蓋骨脱臼、外耳炎

ミニチュア・プードルの一口メモ

ミニチュア・プードルの子犬の相場価格は2022年現在50万円~です。日本において登録のあるプードルの中では最も頭数が少ないサイズですが、アメリカでは人気のある犬種です。

獣医師監修

本記事は、信頼性・正確性向上のために、獣医師資格保有者が監修しています。監修者の詳しいプロフィールは下記をご参照ください。

この記事の執筆者 / 監修者

獣医師もも
獣医師もも
北海道大学を次席で卒業し、獣医師資格取得。日本獣医師会会長表彰受賞。
幼少期から鳥やウサギ、犬などに囲まれて暮らし、獣医師を志しました。
大学卒業後は関東の動物病院で勤務した後、IT企業でWebディレクターとして働いています。
動物に関する正しい情報を発信したいという想いから、自身のブログ「獣医師ももブログ」 を立ち上げ、日々ブログを更新しています。

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