【獣医師監修】ヒューマングレードのドッグフードおすすめ4選!選び方、注意点も解説

ヒューマングレードのドッグフード

昨今、「ペットも家族の一員である」という認識が広がり、
ドッグフードの品質にこだわる方が増えています。

そんな高品質ドッグフードの代表とも言えるのが、ヒューマングレードのドッグフードです。この記事では最近話題沸騰中のヒューマングレードのドッグフードについて詳しく解説します。

目次

ヒューマングレードのドッグフードとは?

ヒューマングレードのドッグフードとは文字通り、人間用の食品と同等のクオリティで品質管理や製造管理が行われたフードのことです。

もちろん人間がドッグフードを食べることはできませんが、人間が食べても問題ない原材料で作られています。

ここで注意したいのは、「ヒューマングレード」という言葉に明確な基準がないということです。

ヒューマングレードの謳い方はメーカー次第であるため、会社のホームページ、パッケージの裏側などを確認して、どの点にこだわって作られているのか確認するようにしましょう。

ヒューマングレードのドッグフードのメリット

獣医師もも

ヒューマングレードのドッグフードのメリットを3つ紹介します。

  1. 栄養バランスに優れている
  2. 犬の食いつきが良い
  3. 安全性が高い

栄養バランスに優れている

ヒューマングレードのドッグフードの1番のメリットは栄養バランスに優れていることです。

ヒューマングレードドッグフードの多くが、新鮮な野菜や果物、タンパク質が豊富な肉類や魚類を原材料としているため、一般的なドッグフードよりも健康に配慮していると言えます。

最近のヒューマングレードのドッグフードは食物アレルギーに配慮したものや子犬用、成犬用、シニア用などのライフステージに沿った栄養バランスに調整しているものも販売されているので、愛犬にぴったりなものを探してみると良いでしょう。

犬の食いつきが良い

ヒューマングレードのドッグフードは一般のフードよりも食いつきが良いことが多いです。

犬の祖先であるオオカミは完全肉食ということもあり、本来であれば犬はタンパク質を多く含む肉類の味を好みます。

現代の犬は人間と暮らし、進化するに過程で雑食(炭水化物食)に順応したと言われていますが、やはり肉類を多く含むフードの方は圧倒的に食いつきが良いです。

犬が偏食や少食でドッグフードを残すことに悩まれている方は食いつきの良いヒューマングレードのドッグフードを試してみてはいかがでしょうか。

安全性が高い

国内で販売されているペットフードには「愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律(通称:ペットフード安全法)」が適用され、その品質や安全性が担保されています。

しかし、市販のドッグフードに含まれる着色料や保存料などの人工添加物やグレイン (穀類)は犬の身体に良くないものであることに変わりありません。

ヒューマングレードのドッグフードは人工添加物・グレイン不使用であることが多く、一般のドッグフードよりも安全性は比較的高いと言えるでしょう。

ヒューマングレードのドッグフードのデメリット

ヒューマングレードのドッグフードのデメリットを2つ紹介します。

  1. 値段がやや高め
  2. 購入場所が限られている

値段がやや高め

ヒューマングレードのドッグフードのデメリットは値段がやや高めなことです。

通常のドッグフードよりも原材料や製造法にこだわって作られているため、値段が高いことは当然なのですが、やはり気にされる飼い主様は多い印象です。

ヒューマングレードのドッグフードは1kg当たり3,000~5,000円ほどすることが多く、飼い主様のお財布事情と相談になるかと思います。

毎日ヒューマングレードのドッグフードを食べさせるのは厳しい・・・という場合は、2〜3日に1回ヒューマングレードのドッグフードを与えるようにすればお金の節約になり、フードの味に飽きてしまうことも防げるためおすすめです。

購入場所が限られている

ヒューマングレードのドッグフードの多くは、オンラインのみでの販売であり、ホームセンターやペットショップで購入することはできません。

これは流通にかかるコストや日数をできるだけ省いて値段を下げたり、徹底した品質管理を行うためだと考えられます。

フードが切れてしまい注文してもその日に届くことはないので、犬が気に入っている様子であればなるべく定期購入することをおすすめします。

ヒューマングレードのドッグフード選び方4つ

獣医師もも

ここまで、ヒューマングレードのドッグフードのメリット・デメリットを解説してきました。
次では、ヒューマングレードのドッグフードの選び方を4つご紹介します。

  1. 犬が食べることが一番大切
  2. 人工着色料・人工保存料ものを含まない
  3. グレインフリーで選ぶ
  4. 成分で選ぶ

犬が食べることが一番大切

いくら栄養バランスや品質が優れていても愛犬が食べてくれなければ意味がありません。

まずは気になるブランドのお試しサンプルや1袋を購入して、愛犬が気に入ってくれるかチェックしましょう。

一般的に犬は動物性たんぱく質が豊富に含まれているフードを好む傾向にあるので参考にしてください。

人工着色料・人工保存料ものを含まない

ドッグフードには腐敗を防ぐために必要な添加物も存在するため、完全無添加のフードはありません。

一方で、見た目を整えるための人工着色料や不必要な人工保存料を含むものはできるだけ選ばないようにしましょう。

特にソルビン酸カリウム、亜硝酸ナトリウムなどの人工保存料は避けるようにしてください。

グレインフリーで選ぶ

グレインとは小麦やトウモロコシなどの穀物のことです。

グレインを多く含むフードを与えると、 血糖値が上がって太ってしまったり、食物アレルギーを起こしてしまう 可能性があります。

成分で選ぶ

ヒューマングレードのドッグフードにはグルコサミン、コンドロイチン、オメガ3脂肪酸などの必須脂肪酸、
ビタミンなどの成分を添加しているものがあります。

愛犬の健康状態に合わせてどのような成分を含むフードにするか決めるのも一つの方法です。

例えば、関節の健康が気になる方はグルコサミンやコンドロイチンなどが、皮膚や毛並みの状態が気になる方は必須脂肪酸が含まれているものを選ぶと良いでしょう。

【獣医師推奨】おすすめのヒューマングレードのドッグフード4選 | 国産・無添加のフードも

ここからは、獣医師推奨のおすすめのヒューマングレードのドッグフードを4つ紹介します。

  1. 【獣医師もコメント】このこのごはん | 健康維持に必要な自然食材がたっぷり含まれた国産ドッグフード
  2. ジュレッタ | 無添加&低カロリーなのに食いつき抜群!水分補給とおやつを両立
  3. モグワン | 手作りフード安心感と栄養バランスを両立したスペシャルフード
  4. カナガンドッグフード(チキン・サーモン) | 高タンパクで活動量が多いワンちゃんにピッタリ!多くの獣医師から高く評価されているフード

【獣医師もコメント】このこのごはん | 健康維持に必要な自然食材がたっぷり含まれた国産ドッグフード

種類ドライフード
対象年齢全年齢
主な原料鶏肉(ささみ、胸肉、レバー)、玄米、大麦、ビール酵母、鰹節、米油、乾燥卵黄、鹿肉、まぐろ、青パパイヤ末、モリンガ、さつまいも、わかめ、昆布、乳酸菌他
カロリー343kcal(100gあたり)
内容量1kg
価格定期コース:3,278円(税込) ★定期コースは通常価格の15%OFF
通常価格:3,850円(税込)

「このこのごはん」は、食いつきの良さと愛犬の健康維持を両立できるフードを探している人におすすめです。

このこのごはんはワンちゃんの健康第一で、香料、保存料、着色料、酸化防止剤などの人工添加物を使用していない無添加フード。

オイルコーティングも行わず、代わりに鰹節の自然な風味で食いつきを良くしています。袋を開けた瞬間、人間でもわかるくらい鰹節の良い香りが。

同時に、下記の様々な自然素材が健康維持をサポートします。

  • 排泄物の「におい」に、乳酸菌により善玉菌をふやしてアプローチ
  • 「きれいな毛並み」の維持に効果的な青パパイヤ、鶏ささみ、鹿肉
  • 「きれいな目元」の維持に効果的なモリンガ、さつまいも、マグロ

いくら健康に良いフードでも食べてくれなければ意味がありませんが、このこのごはんの場合は、フードの袋を開けた瞬間に走ってくるほどに食いつくワンちゃんが多いです。

また、毛並み・目元・においなど様々な面で健康維持できるため、愛犬にいつまでも健康で元気にいて欲しい人にはピッタリです

デメリットは、市販されていないことですが、定期コースで頼めば継続してお買い物できます。ちなみに、定期コース(1回きりでキャンセルも可能)だと、通常価格の15%OFFでお得です。

このこのごはんの3つの特徴
無添加※1・小麦不使用(グルテンフリー)・オイルコーティングなしでとにかく犬の体に優しい
たっぷりの自然素材が毛並み、目元、におい※2などの健康を維持する
自然な風味で食欲をそそり、食いつきが抜群
※1香料、着色料、保存料、防カビ剤、増粘剤、発色剤、酸化防止剤(BHA・BHT)不使用
※2 乳酸菌により善玉菌が増え便臭が気にならない

\ 無添加&自然素材で見た目も中身も健康維持! /

このこのごはんを愛犬にあげた感想

「このこのごはん」を食べ始めて、まだ半月過ぎたところです。やっと出会えたごはんにこの子も私もとっても気に入ってます♡ からだに良いものを探していたつもりでしたが、市販のフードやおやつには酸化防止剤とかの記載は当たり前でした。それは仕方のないことなのか・・と思いながらそれでもできるだけ良い物をと・・でも体調などの不調もあり、本当にかわいそうなことをしてしまってました。 今は、毎日カリカリ美味しそうに食べてる姿は嬉しくて愛しいです。

このこのごはんについてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事もどうぞ! ↓↓

ジュレッタ | 無添加・低カロリーなのに食いつき抜群!美味しく水分補給できる「食べるお水」

種類ウェットフード(おやつ)
対象年齢離乳完了している犬猫であれば全年齢OK
主な原料ゼラチン(牛由来)、チキンエキスパウダー、デキストリン、ビタミンE
(フレーバー「チキン」の場合)
カロリー3~5kcal(1食分あたり)
内容量1kg
フレーバーの種類チキン、かつお、ヤギミルク、たい、レッド
価格944円(税込)~
ジュレッタはこんな人におすすめ
低カロリーかつ無添加なおやつを探している人
愛犬愛猫に適量の水分補給をしてほしい人
健康的&食いつきの良さを両立させたい人

「ジュレッタ」は、低カロリーかつ無添加な犬猫用おやつを探している人におすすめです。

ジュレッタは、犬猫用の手作りゼリーの素。ジュレッタを食べることで1日に必要なお水量を摂取できるので、なかなかお水を飲まないコや水分不足のコにもおすすめ。

実は、水分不足は便秘・皮膚炎・歯周病など多くの病気の原因になります。ジュレッタは、そんなペットの水分不足を補うために開発された、いわば「食べるお水」です。

開発者の方自身のペットが絶食したことがきっかけで、ペットが健康的に長生きできるようなおやつを作りたいという想いで、食べるお水「ジュレッタ」を開発したそうです。

一般的に、毎日おやつを食べさせてしまうと肥満や健康が心配ですが、ジュレッタは低カロリー・低塩分・無添加なので毎日食べさせても健康維持できます。

また、低カロリー・添加物不使用でありながら、非常に食欲をそそる風味でワンちゃんの食いつきも抜群です。

作り方は簡単で1包を200ccのお湯に溶かして固めるだけ。ゼリーとして与えてもOK、固めないでスープとして与えてもOK、毎日のフードに添えてもOKです。

デメリットは、色々なフレーバーがあるため購入の際に迷うこと。初めての方は、色々なフレーバーを同時に楽しめる「ジュレッタアソート」がおすすめです!

ジュレッタの4つの特徴
無添加・低カロリー・低塩分だから、毎日食べても健康維持できる
1日に必要なお水量を摂取できる!水分不足のコにおすすめ
全五種の豊富なフレーバー(チキン、かつお、ヤギミルク、たい、レッド)
食欲をそそる風味で食いつき抜群

\ 無添加・低カロリーだけど食いつき抜群! /

ジュレッタをペットにあげた感想

尿路結石を疑われたので水におやつを溶かして飲ませていましたが、お腹の中でエサが膨れて吐き戻したり、ゲップが多くて苦しそうだったのでジュレッタにしたところ、吐き戻しもなくお水よりも手軽にたくさん水分補給してくれるようになりました。

常温でスープとして与えて、固めてゼリーにして、ゴハンにトッピングして。と1袋で色々な食べ方が出来るので飽きがこないようで年中食べています

ジュレッタをヒト(人間)が食べてみた感想

人間

お湯で溶いている時からいい香りがします。
特にかつお・たいは美味しいお出汁を飲んでいるようです。

柔らかいジュレのような食感は、猫がくちびるでも噛めるような程よい柔さで食べやすいです。「塩分控えめ」と書かれていても、食べてみると塩分が多く感じる商品もありますが、ジュレッタは本当に素材の味でした。

ジュレッタについてもっと知りたい方はこちらの記事もどうぞ! ↓↓

モグワン | 手作りフード安心感と栄養バランスを両立したスペシャルフード

種類ドライフード
対象年齢全年齢
主な原料チキン&サーモン56.5%(放し飼いチキン生肉 21%、生サーモン 12%、乾燥チキン 12%、乾燥サーモン 7.5%、チキングレイビー 2%、サーモンオイル 2%)、サツマイモ、エンドウ豆、レンズ豆、ひよこ豆、ビール酵母、アルファルファ、ココナッツオイル、バナナ、リンゴ、海藻、クランベリー、カボチャ、カモミール、マリーゴールド、セイヨウタンポポ、トマト、ショウガ、アスパラガス、パパイヤ、グルコサミン、メチルスルフォニルメタン( MSM)、コンドロイチン、ミネラル類(亜鉛、鉄、マンガン、ヨウ素)、ビタミン類(A、D3、E)、乳酸菌
※コンドロイチンはサメ由来のものではありません
内容量1.8kg
価格通常価格:5,038円(税込)
定期コース:4,534円(税込)
モグワンはこんな人におすすめ
手作りと同じクオリティのフードを愛犬に食べてほしい人
グレインフリー・無添加で安心安全のフードを愛犬に食べてほしい人
栄養バランスの整ったフードで愛犬に健康維持してほしい人

「モグワン」は、添加物不使用かつ栄養バランスも整った、手作りフードと同等のクオリティのフードをあげたい人におすすめです。

モグワンは「愛犬の健康のために手作りフードを作ってあげたいが、時間が足りない…」と愛犬の健康に本気で向き合う飼い主さんに向けて開発されたフードです。

モグワンは、素材に徹底的にこだわっており、原材料の半分以上が動物性タンパク源で、しっかりと栄養を摂取できます。また栄養バランスも考えて、バナナやリンゴ、トマトもたっぷりブレンドされています。

また、肉食に近い雑食動物である犬は、穀物を上手に消化吸収できず、過剰摂取してしまうと体の調子を崩してしまうこともありますが、モグワンはグレインフリーなので安心。

グレインフリーを実現し、穀物の代わりにサツマイモやエンドウ豆をブレンド。体に優しいフードに仕上げました。

家事に仕事に忙しい中でも、モグワンであれば、手作りフードと同等の「安心感」「美味しさ」「栄養バランスの高さ」を毎日愛犬に与えてあげられます。

もちろん、グレインフリー、香料・着色料不使用と、愛犬の健康に悪影響を及ぼす添加物を排除した、クリーンなフードになっています。

ユーザーアンケートの結果、97%が「愛犬の健康に役立ちそう」と回答。「今までのドッグフードとは全然違う。」と驚きの声も上がっているそうです。※ ユーザー822名に対するアンケート。2021年8月~9月株式会社レティシアン調べ

モグワンの3つの特徴
徹底的に素材にこだわり、手作り食の美味しさを再現
グレインフリー、香料・着色料不使用で、愛犬に害を及ぼす添加物を排除
100万人以上のペットオーナーに選ばれ続けてきた豊富な実績と支持※2024年2月時点

\ 手作り食の美味しさ&完璧な栄養バランスを両立! /

カナガンドッグフード(チキン・サーモン) | 高タンパクで活動量が多いワンちゃんにピッタリ!多くの獣医師から高く評価されているフード

種類ドライフード
対象年齢全年齢
主な原料◆カナガンドッグフード(チキン)
チキン生肉26%、乾燥チキン25%、サツマイモ、エンドウ豆、ジャガイモ、エンドウ豆タンパク、アルファルファ、チキンオイル3.1%、乾燥卵3.1%、チキングレイビー1.6%、サーモンオイル1.2%、グルコサミン、メチルスルフォニルメタン(MSM)、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ他

◆カナガンドッグフード(サーモン)
生サーモン26%、サツマイモ、乾燥サーモン10%、乾燥ニシン8%、エンドウ豆、ジャガイモ、乾燥白身魚5.5%、サーモンオイル5%、アルファルファ、生マス4%、ひまわりオイル、サーモンストック1.5%、リンゴ、ニンジン、ホウレンソウ他
内容量2kg
価格通常価格:5,038円(税込)
定期コース:4,534円(税込)
カナガンはこんな人におすすめ
活動量が多いワンちゃんの飼い主さん。新鮮なお肉やお魚がたっぷりなので、しっかり栄養摂取できます。
グレインフリー・無添加で安心安全のフードを愛犬に食べてほしい人
人間が食べられるほど新鮮な食材を愛犬にも食べてほしい人

カナガンドッグフード(チキン・サーモン)は、運動量が多いワンちゃんの飼い主さんにおすすめのヒューマングレードのドッグフードです。

高タンパクなお肉・お魚がたっぷり含まれており、1日に必要な栄養をしっかり摂取できます。

また、カナガンは香料・着色料不使用かつグレインフリー(穀物不使用)です。グレインフリーのフードはワンちゃんが消化しやすいです。健康に悪影響を及ぼすような添加物も不使用で、愛犬の体に優しいです。

また、カナガンに含まれる食材は、ヒューマングレードの食品工場で加工されており、人間が食べられるほど新鮮な食材を厳選しています。

98%の獣医師が「ヒューマングレードの食材を使用していることを高く評価する」と回答!
動物の専門家の獣医師から高い評価をもらっていると信頼感がありますね。
※カナガンドッグフード チキンを使用した獣医師114名を対象に「先生は、ヒューマングレードの高品質な食材を使用していることを評価しますか?」と聞いた結果。2021年8月ベッツアイ調べ

高品質な食材、ヒューマングレードな加工環境、多数の獣医師のお墨付きと、まさに「ヒューマングレード」と呼ぶにふさわしいフードといえるでしょう。

カナガンの4つの特徴
たっぷりのお肉・お魚が含まれており、栄養をしっかり摂取できる。活動量の多いワンちゃんにぴったり
ヒューマングレードの食品工場で加工されており、人間も食べられるほど新鮮な食材がたっぷり
愛犬に害を及ぼす添加物が排除されており安心
多くの獣医師から評価されているヒューマングレードのドッグフード

\ たっぷりのタンパク質&多くの獣医師から評価されているフード! /

ヒューマングレードのドッグフードを選ぶ際の注意点3つ

ヒューマングレードのドッグフードのメリット・デメリットを把握したうえで、次の3点に注意してフードを選んでください。

  1. ヒューマングレードの根拠を確認する
  2. 愛犬に合っているか
  3. 価格は適正か

ヒューマングレードの根拠を確認する

前述したように、「ヒューマングレード」のドッグフードと謳うことに、明確な基準はありません。

そのため、何を根拠に「ヒューマングレード」としているのか消費者側である飼い主がきちんと確認する必要があります。

人間と同等レベルの品質ということでヒューマングレードを謳っていても、不必要な添加物や保存料が使用されていることも。

どのような点でヒューマングレードと謳っているか調べてもわからない場合は、情報開示がされていないフードだと理解し、愛犬に与えるのは控えましょう。

是非飼い主さんが納得できるヒューマングレードドッグフードをあげてください。

愛犬に合っているか

ヒューマングレードドッグフードが全て良いものであるということではありません。

ヒューマングレードに固執しすぎて、本来一番大事な点である”愛犬に合ったフード”かどうかという視点がなくなってしまっては意味がありません。

愛犬の年齢特性に適した成分なのか、アレルギーとなるタンパク源が含まれていないか、食いつきはいいかなど、ヒューマングレードである以前に大事なことがあります。

この点を忘れずに選ぶことが愛犬のためにも重要です。

価格は適正か

ヒューマングレードドッグフードには価格が高めに設定されているものも少なくありません。

価格が適正であることは、もちろん家計を圧迫しないためにも大事ですが、愛犬にとっても大事な点なのです。

価格が適正であることがなぜ大事かというと、健康には長期的な視点が必要だからです。フードは劇薬ではないので、継続して食べさせてみて初めてフードの効果が得られます。

そのため、愛犬に合ったフードでも、価格的に無理なく続けられるフードでなければなりません。

フードの頻繁な切り替えは愛犬にとっても負担になる場合がありますから、しばらく継続して購入できるフードかどうかにも注意してみてください。

ヒューマングレードのドッグフードでよくある質問5つ

ヒューマングレードのドッグフードについてよくある質問を5つ紹介します。

  1. ヒューマングレードのドッグフードの安全性は?
  2. ヒューマングレードでよく聞く「グレインフリー」とはどういう意味?
  3. ヒューマングレードでよく聞く「オーガニック」とはどういう意味?
  4. ヒューマングレードと対極?「添加物」「ミール」は身体に悪いの?
  5. ヒューマングレードのドッグフード、国産の方が良い?

ヒューマングレードのドッグフードの安全性は?

獣医師ニノマユ

ヒューマングレードドッグフードと表示されていても、安全性が担保されているわけではありません。

なぜなら法律等で明確な基準が定められているわけではないからです。

【ヒューマングレードのドッグフードを選ぶ際の注意点3つ】にもある通り、何を根拠に「ヒューマングレード」を謳っているのか、確認してみてください。

ヒューマングレードでよく聞く「グレインフリー」とはどういう意味?

獣医師ニノマユ

グレインとは、小麦、大麦、ライ麦、オーツ麦などの穀物のことです。

グレインフリーとは、穀物を含まないことを指します。グレインフリーの食品は、主に犬や猫の食事に関連して注目されていますが、人間の食事にも広く利用されています。

脂質やタンパク質からエネルギーを作る犬にとって、穀物は消化しにくく、消化器官に負担がかかるという考えから、グレインフリーが注目されるようになりました。

穀物が含まれないことで、アレルギーがある犬や血糖値の管理が必要な犬にとっては良い選択肢とされています。

ヒューマングレードでよく聞く「オーガニック」とはどういう意味?

獣医師ニノマユ

オーガニックとは、化学的な合成農薬や化学肥料を使用せずに作られた食品や農産物のことを指します。

オーガニック農法では、自然な肥料や天然の防除方法を用いて作物を育てます。

これにより、土壌や水質の保全、生態系の維持、農薬や化学肥料による環境汚染のリスクを最小限に抑えることが可能です。

ペットや人のためでもありますが、環境に配慮した方法で作られた原料という点で注目されています。

オーガニックペットフードは、一般的に人間の食品にも用いられるような自然な原料を使用しており、合成着色料や防腐剤、遺伝子組み換え原料を含まないことが特徴であるため、ヒューマングレードと近い考え方ということもあり、共に紹介されることが多いです。

ヒューマングレードと対極?「添加物」「ミール」は身体に悪いの?

獣医師ニノマユ

「添加物」や「ミール」が身体に悪いかどうかは、その種類や使用方法によって異なります。

確かに一部の添加物は、過剰摂取されると健康に悪影響を及ぼす可能性があります。

特定の食品アレルギーや過敏症を引き起こすことがありますし、一部の犬にとっては、着色料や保存料が健康に害を及ぼす可能性もあります。

ただし、食品添加物はしばしば食品の安全性や品質を向上させるために使用されるものです。適切な量であれば一般的には安全です。

ミールとは、食品加工の過程で取り除かれたり処理されたりした残り物や廃棄物を利用して作られるものを指します。

一般的に、適切に加工されたミールは栄養価が高く、タンパク質や栄養素を提供します。ただし、ミールには品質が異なるものがあり、品質管理が不十分な場合には安全性の問題が発生する可能性があります。

全ての添加物やミールが身体に悪いわけではありません。重要なのは、適切な量であり、安全性と品質が保証されたものを選ぶことです。また、個々の健康状態やアレルギーに対する配慮も必要です。

ヒューマングレードのドッグフード、国産の方が良い?

獣医師ニノマユ

まず、「国産」の定義ですが、材料や最初の生産地が海外だとしても、最終的な加工や製造が日本でされた場合、「国産」と表示することができます。

つまり、国産の表示があったからといって全ての工程が日本で行われた商品とは限らないということです。

日本で販売されているドッグフードには「愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律(通称:ペットフード安全法)」が適用されています。昔と違い、ある程度の品質や安全性が担保されています。

しかし、ペットフードの添加物の基準は人間の食品に比べて緩めの基準となっており、この点を心配する飼い主さんもいらっしゃいます。一方ドッグフードの先進国であるドイツやイギリス、アメリカでは、人間の食品と同等の基準が法律で定められています。

国産だからといって一概に良いとも悪いとも言えないことと、海外のドッグフードだからといって品質に不安を感じる必要はないということがわかるかと思います。その商品がどの国のものなのか参考程度にしましょう。

まとめ

日本でも、愛犬のフードの品質にこだわる飼い主さんが増え、ヒューマングレードのドッグフードが気になる方も多いかと思います。

ドッグフードの品質レベルを人と同等に、という考えから生まれたヒューマングレードという言葉ですが、何をもって人と同等(ヒューマングレード)なのか、という視点が重要です。

そしてもっと大事なことは、愛犬に合うのかどうかということです。正しい情報と知識で愛犬にとっての良いフードを選びましょう。

この記事の執筆者 / 監修者

獣医師もも
獣医師もも
北海道大学を次席で卒業し、獣医師資格取得。日本獣医師会会長表彰受賞。
幼少期から鳥やウサギ、犬などに囲まれて暮らし、獣医師を志しました。
大学卒業後は関東の動物病院で勤務した後、IT企業でWebディレクターとして働いています。
動物に関する正しい情報を発信したいという想いから、自身のブログ「獣医師ももブログ」 を立ち上げ、日々ブログを更新しています。

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