や動物たちのために何かをしたいと思っていても、将来にわたって支援を続ける方法までは、なかなか考える機会がないかもしれません。
2026年9月12日(土)、一般社団法人JELF(日本環境法律家連盟)が、遺言や遺贈寄付について学べる「みどりの遺言」セミナーを開催します。
当日は無料法律相談会も行われ、遺贈寄付だけでなく、相続に関する相談にも対応します。
セミナーは東京都港区の会場に加えて、オンラインでも参加可能。動物福祉活動への寄付を支援する公益社団法人アニマル・ドネーションも参加団体のひとつです。
財産を社会のために役立てる「遺贈寄付」
遺贈寄付とは、遺言書を作成し、自分の財産の一部または全部を公益法人やNPO法人などへ寄付することです。
家族や身近な人への相続を考えながら、自分が応援したい活動にも財産を残すという選択肢があります。
「犬たちの命を守る活動を応援したい」「自分が亡くなったあとも動物福祉に貢献したい」と考える人にとって、遺贈寄付は想いを将来へつなぐ方法のひとつです。
一方で、遺言書には法律で定められた形式があり、内容によっては相続人や寄付先との間で問題が生じる可能性もあります。実際に検討するときは、弁護士などの専門家に相談しながら準備を進めることが大切です。
10周年を迎えた「みどりの遺言」プロジェクト
「みどりの遺言」は、環境保護団体への寄付や遺贈を希望する人に、法的なサポートを提供するプロジェクトです。
運営するJELFは、イベントページによると全国約430名の弁護士で構成される環境保護団体。自然保護や野生動物の保護、動物福祉などに関する活動を進めています。
プロジェクトは2026年で10周年を迎えました。これまで、財産を社会のために役立てたいと願う人たちの遺言作成や遺贈寄付を支援しています。
今回のセミナーでは、遺言や相続について初めて考える人にも分かりやすいよう、基礎知識から解説されます。
相続と遺贈の基礎を90分で学べる
講師を務めるのは、アーライツ法律事務所の弁護士・足立悠さんです。
セミナーでは、相続や遺贈に関する基礎知識を、質疑応答を含む90分で紹介します。
会場で直接参加できるほか、オンライン配信も予定されています。住んでいる地域にかかわらず参加しやすいイベントです。
セミナー開催概要
- 開催日:2026年9月12日(土)
- 開催時間:14:00~15:30
- 会場受付開始:13:30
- 会場:東京都港区三田1-4-28 三田国際ビル3階
- 会場施設:WWFジャパン事務局内
- 参加方法:会場またはオンライン
- 講師:弁護士・足立悠さん(アーライツ法律事務所)
- 内容:相続・遺贈の基礎知識
- 申込方法:Peatix
- 申込締切:2026年9月11日(金)17:00
弁護士による無料法律相談会も同日開催
セミナー当日には、相続や遺贈について相談できる無料法律相談会も開催されます。
相談時間は1人につき1時間。「みどりの遺言」に関する相談に限らず、相続に関する法律相談にも対応します。
相談方法は、Web、電話、面談の3種類です。面談を希望する場合は、東京のセミナー会場または名古屋、大阪の法律事務所で相談できます。
Web相談ではZoomを使用し、予約確定後に参加用URLが送られます。
無料法律相談会の開催概要
- 開催日:2026年9月12日(土)
- 相談時間:10:00~14:00、16:00~17:00
- 相談枠:1人1時間
- 相談方法:Web、電話、面談
- 面談場所:東京、名古屋、大阪
- 申込方法:電話またはメール
- 申込締切:2026年9月10日(木)17:00
- 電話:03-6264-7330(アーライツ法律事務所内)
- メール:midori@green-justice.com
相談会の予約は、セミナーのPeatix申し込みとは別に必要です。相談枠には限りがあるため、希望する人は早めに申し込みましょう。
アニマル・ドネーションも参加
イベントには、公益社団法人アニマル・ドネーションを含む14団体が参加しています。
アニマル・ドネーションは、動物福祉活動を行う団体と、寄付によって応援したい人をつなぐ中間支援組織です。
犬を取り巻くさまざまな課題に関心があっても、「どのような支援方法があるのか分からない」「信頼できる寄付先を探すのが難しい」と感じる人もいるでしょう。
今回のセミナーは、寄付のなかでも、遺言によって財産を将来の活動へ託す「遺贈寄付」について知る機会になります。
このほか、WWFジャパン、知床財団、日本自然保護協会、日本野鳥の会など、自然や動物に関わる団体も参加します。
犬から受け取った幸せを未来へつなぐ
一緒に暮らす犬は、家族としてたくさんの喜びや思い出を与えてくれます。これまで犬と暮らしてきた経験から、未来の動物たちのために何かを残したいと考える人もいるでしょう。
遺贈寄付は、家族への相続とは別に、犬や動物たちを支える想いを形にできる選択肢のひとつです。
もちろん、遺言や相続の内容は一人ひとり異なります。寄付を決める前に、家族への配慮や自分の生活に必要な財産を十分に考えることも欠かせません。
犬たちのために自分ができることを考えている人は、専門家から基礎知識を学べる今回のイベントに参加してみてはいかがでしょうか。
もしものとき…関連記事
【飼い主に万が一のことがあったら?全体まとめはこちら】

【発見の仕組み】

【法律・制度】

【行き先・引き受け制度】






この記事の執筆者 / 監修者

-
動物専門・ペット特化のWebライター・ディレクター・デザイナー。慶應義塾大学環境情報学部を卒業後、大手企業で広報や編集校正の仕事を経て、猫専門ペットホテル・キャッツカールトン横浜代表、動物取扱責任者、愛玩動物飼養管理士。
幼少期から犬やリス、うさぎ、鳥、金魚など、さまざまな動物と共に過ごし、現在は4匹の猫たちと暮らしています。デザインと言葉で動物の魅力を発信し、保護活動にもつなげていきたいと思っています。







