朝のルーティンは、犬さんにとっても
一日を左右する大切な儀式。
でも、この日はどうやら
「重大なサービス欠如」が
発生してしまったようです。
真っ白でふわふわなマルチーズの犬さん。
お部屋の隅で、この世の終わりかのような
浮かない表情をしています。
その理由は、なんとも切ない(?)ものでした。
「ママが忙しかったから、パパが朝ごはんを担当したんだけど……」
パパの配膳には、ママがいつも聴かせてくれる
「オリジナル替え歌」もなければ、
ワクワクする「特製トッピング」もなし。
極めつけに、おでこへの
「いってらっしゃいのキス」すら省略されていたのです!
「ただの器に入った、ただのごはん。
それが床に置かれただけ。これじゃあ僕が、
まるでただの『動物』みたいじゃないか!」
……そんな心の叫びが聞こえてきそうな、
ショックを隠しきれないお顔。
パパのあまりにもシンプルすぎる
(飼い主としては正しい)スタイルに、
犬さんのプライドはズタズタです。
「僕の朝は、こんなはずじゃなかった……」
と言いたげな、切なさと不満が入り混じった
なんとも言えないシュールな表情。
パパに悪気はないけれど、
ママの「いつもの対応」がいかに特別だったかを
全身で物語っています。
パパの「普通のごはん」に全力で戸惑う、
贅沢すぎる悩み。最後にはパパも
「ごめん、明日は歌うから……」と、
犬さんの高いプロ意識(?)に圧倒されてしまうのでした。



