毎日夜になると、決まって
しょんぼりした様子を見せる
ゴールデンレトリバーさん。
ついさっきまで
楽しそうに過ごしていたはずなのに、
急にうつむいて元気消失。
その落ち込み方はあまりにも分かりやすく、
まるでスイッチが切り替わったかのようです。
ちらり、ちらりと飼い主さんの様子をうかがいながら、
「ぼく、すごく悲しいんですけど…」
とでも言いたげな視線を送ってくる犬さん。
実はこれ、毎晩繰り返されている“作戦”。
世界一かわいそうな顔をして、
「気づいてくれたら、ごはんを分けてくれるかも」
そんな期待を込めて演技しているのです。
その表情はまさに名俳優級。
思わず「どうしたの?」と声をかけたくなりますが、
毎日この光景を見ている飼い主さんは
簡単には引っかかりません。
それでも今日も全力で
落ち込んだフリを演じ続ける犬さん。
いつか「これでも食べて元気出して」と
言われる日を夢見て、
夜な夜な名演技を披露しているのでした。
出典:Wally Dog



