ミニコッカープーに向かって、
飼い主さんが真剣な顔で問いかけます。
「私たちはソウルメイドだと思う?」
犬はその言葉の意味までは理解していないでしょう。
でも、優しい声のトーンや飼い主さんの表情から、
「自分は大切にされている」と感じ取っている様子です。
続けて「特別な関係だと思う?」
「出会うのは運命だったと思う?」
と問いかけられても、犬はただにこにこと笑い、
しっぽを振って答えます。
問いの意味を咀嚼するわけではなくても、
「大好きだよ」「そばにいるよ」
という感情はちゃんと届いている。
確かにその場の空気は、
言葉の正確さよりも互いの
信頼が大事なのだと教えてくれます。
最後には犬が嬉しそうに飛びかかり、
飼い主さんは満面の笑み。
大事な存在であることに変わりはないのでした。