アメリカのユタ州に住む少年、カレブ君。
交通事故に巻き込まれ、
後遺症が残るほどの大怪我を負ってしまいます。
なんとか一命は取り留めましたが、
全身の骨折と脳に損傷が残ったため
意識が戻った後も、動くことも、笑うこともなく
周囲の声に反応すら示しませんでした。
そんな時、病院のスタッフが紹介してくれたのが
セラピードッグのゴールデンレトリバーさん。
このセラピードッグに会ってから、
少年は奇跡のような回復を見せるのです。
犬さんの姿を見ると、目で追いかけるようになり
体を撫でてみたいと、少しづつですが
指先も動かせるように。
そして犬さんに会うたびに、
一緒にボール遊びをしたい、
散歩をしたいと、楽しみなことが増えていきます。
それは、辛い思いをした少年にとって
癒しであり生きる希望に変わるのです。
動かなかった体が動かせるようになり、
自分の足で立ち上がり、
犬さんと病院内を散歩したり
ボール遊びまでできるように!
犬や猫と触れ合うことによって精神的にも、身体的にも
様々な回復効果が得られると言われています。
セラピードッグの不思議な力に驚かされるお話です。
動物との絆は、素晴らしい癒しになるのでした。
出典:ita4me