まだ生まれて間もない、
小さな小さな子犬さん。
ようやく目が開きはじめたばかりで、
周りの様子もまだぼんやりとしか
わかっていないようです。
ぬくもりを求めて、か細く鳴いていたその時――
心配そうに近づいてきたのは、
同じくまだ幼い子猫さんでした。
とことこ歩いて、子犬さんのそばにちょこんと寄り添い、
まるで「だいじょうぶだよ」と
語りかけるように、そっと体をくっつけます。
子犬さんが哺乳瓶からミルクをもらっていると、
子猫さんも興味津々でぺろりと味見。
眠くなってくると、今度は子猫さんが
子犬さんの枕になってあげるように
腕をのばして添い寝してくれるのです。
どちらもまだ赤ちゃんなのに、
自然と生まれる思いやりに心がほっこり!
子猫さんのおかげで、安心して眠ることができるのでした。